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かもふ

身の上話

ネグレクトはする側もされる側も自分が当事者だとは気が付かないと言うけど実際、自分の子供時代がそうであったと気が付いたのは大人になって周囲の人と子供の頃の話をしてて指摘されてからだった
「お父さんには他に婚約者がいて私は浮気相手だった。お前を妊娠したから私とお父さんは結婚することになった」そんな話を物心ついたころから母親から聞かされてきたけど子供なりに欲しくもなかった自分よりも作りたくて作った弟の方が可愛いんだろうとずっと思ってたし親に対する感情もなかった
そんな父親も一年前に脳梗塞を発症してからはだいぶ参ってるみたい
倒れて病院で処置を受けてるとき、あんなに可愛がってた弟よりも真っ先に俺に会いたがって連れてくるように母親に頼んだらしい
めんどくさくて行かなかったけど
倒れたときに別に気持ちが動かなかった
他人の事くらいの認識でわざわざ行くのも面倒って程度にしか思えなくて
大きな後遺症は残らなかったらしいけど通院の頻度はだんだん増えてきてるらしくあまり身体の方は良くないみたい
久しぶりに見たら50代とは思えないくらい老け込んで爺さんみたいになってた
死を身近に感じる経験をして焦ってるのか同年代の人に次々に孫ができてるのが羨ましいのか自分も孫がほしくて仕方ないのか久々に顔が会ったと思えば機嫌を取ろうとしてきたりそれとなくそんな感じを出してきたり
それでもタトゥーを視界に入れるのが嫌なのか顔や視線は違う方を向いてる
俺はもう子供なんて作れないことをたぶん理解できないんだろうと思う
そもそもなんであんなに死を恐れるのかも理解できない
性機能も家族への情も無い長男、可愛がってた次男にも愛想尽かされてこの人が欲しいものはもう手に入らないんだろうな、と思っても同情も特にない
なんて言うかみすぼらしい年の取りかたしたな

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